選ばれなかった私に。

たまった思いを淡々と。

2016-07-18から1日間の記事一覧

なにかにすがりたかったあの夜のことを

笑っていたのは、楽しかったから。 そうだと信じた君の純粋は、 いつからか戸惑って全てを疑い始めた。 愛想笑いと自分の心があべこべになっては、 また同じになったりした。 悲しかったのは、無理に笑うことではなく、 自分の心を見失ったから。 歩道橋から…

やさしいから君は、君の悲しみに気付かない

いつか望んだことを、君が覚えていれば嬉しい。 諦めることは生きていく術ではあるけれど、 けれどそれだけではやはり悲しい。 君が、悲しくはないと慣れた顔で笑ってたとしても。 いつか夜の闇にぽつんと光を灯した自動販売機の前で 君は誰からも忘れられた…