選ばれなかった私に。

たまった思いを淡々と。

2016-08-04から1日間の記事一覧

また飲みにでも行こうよって君は

去っていく日の空は、訪れたはじめの日の色に似ていた。 がらんとした白い光の差し込む部屋で、まるで夢のようにぼんやりとしたままで、いつの間にか始まって、そしてふと終わっていった。 終わりにしたのは私。 けれど、また否応なしに きっと日常に飲み込…